実践編 / 開発実践演習 / Step2
Step 2 / 7

アプリの骨格を決める
「テーブル」と「カラム(列)」の設定

初期アプリができたら、次は 「この列は何を意味するのか」 を AppSheet に正しく教えます。 ここで行う設定が、あとからの使いやすさを大きく左右します。

Tutorial Mission

ステップ2:データの型を整えて、使いやすいアプリの骨格を作る

このページでは、左メニューの Data を開き、 テーブルの更新可否や各列の Type を調整します。 特に、 ImageDate、 そして Scannable の設定がポイントです。

このページのゴール
  • Updates Allowed を確認する
  • 写真列を Image にする
  • 購入日列を Date にする
  • 備品ID列で Scannable を有効にする

ステップ2-1:テーブル設定を確認する

まずは左メニューの Data から、 取り込んだシート(テーブル)を開きます。 ここでは、そのデータに対して 追加・更新・削除を許可するか を決められます。

Updates Allowed とは?

そのテーブルのデータを、 追加(Adds)更新(Updates)削除(Deletes) できるかどうかを決める設定です。

Adds
新しい備品を追加できる
Updates
既存の備品情報を修正できる
Deletes
不要な備品を削除できる
最初の演習ではどうする?

今回の備品管理アプリでは、 まずは 追加・更新を許可 する設定にしておくと練習しやすいです。 削除は運用ルールに応じてあとから調整しても構いません。

UI Mock

Data > Tables の画面イメージ

Editor Menu
Data
Views
Actions
Chatapps
Automation
Settings
Table
備品一覧
編集対象
設定項目
Source
Google Sheets
Updates Allowed
ADDS / UPDATES
Key
備品ID
まずはこのテーブルが 編集可能な状態になっているかを確認します。

ステップ2-2:カラムの Type(データ型)を指定する

次は各列がどんな種類のデータなのかを設定します。 Type を正しく設定すると、アプリの画面側でも 適切な入力方法 が自動で選ばれます。

「写真」列 → Image
この設定にすると、スマホでその場で撮影した写真を登録しやすくなります。
「購入日」列 → Date
カレンダー形式で入力できるようになり、日付の入力ミスを減らせます。
「備品名」「カテゴリ」「ステータス」列
まずは Text として扱えば十分です。あとから Enum(選択式)などに進化させることもできます。
Type設定の本質

Type は単なるラベルではなく、 アプリの入力画面のふるまいを決める重要設定です。 「どんな値を入れる列か」を AppSheet に教える作業だと考えるとわかりやすいです。

Capture Mock

Type をプルダウンで選ぶ画面イメージ

Column Setting
写真
編集中
Column Name
写真
Type
Image
Text
Number
Date
Image
このようにプルダウンから Type を選ぶだけで、入力体験が変わります。

ステップ2-3:【実践テク】Scannable をオンにする

ここが今回の演習の見せ場です。 備品IDのようにバーコードで管理したい列に対して、 Scannable(スキャン可能) をオンにします。

Scannable とは?

スマホのカメラを使って、バーコードやQRコードを読み取れるようにする機能です。 備品ラベルを読み取ってIDを入力できるため、手入力の手間とミスを大きく減らせます。

対象列
今回は 備品ID 列に設定するのがおすすめです。
設定方法
備品ID列の設定画面を開き、Scannable のスイッチをオンにします。
期待できる変化
スマホで入力するときに、カメラを使って「ピッ」と読み取る操作が使えるようになります。
現場でかなり効く機能です

在庫管理、貸出管理、点検管理など、 物に番号やコードが付いている業務では Scannable が一気に実務感を高めてくれます

Feature Highlight

Scannable 設定のイメージ

Column Setting
備品ID
Type
Text
Scannable
バーコード / QR を読み取る
ON にすると、スマホ入力時にスキャン操作が使えるようになります。
備品登録フォーム
備品ID
EQ-001
スマホをかざしてピッ!
バーコードを読み取って自動入力
右側は、Scannable が有効になったあとのスマホ入力イメージです。

ここまでできたら成功です

テーブル設定OK
追加・更新ができる状態を確認した
Type設定OK
写真は Image、購入日は Date にした
スキャン準備OK
備品ID列で Scannable をオンにした
Checklist
ステップ2 振り返りチェック