
2026年7月23日(木)、株式会社ライクブルーが主催する中間管理職向け研修プログラム「BMP(ベーシック・マネジメント・プログラム)」の最終発表会を対面にて開催いたしました。
これまで半年間、オンライン上で学びと対話を重ねてきた異業種の中間管理職10名が、ついに一堂に会したこの日。
画面越しだった仲間たちがリアルな場で交わり、意見交換をした当日の模様をお届けします。
1.中間管理職向け研修「BMP」とは?
BMP(ベーシック・マネジメント・プログラム)は、部長・課長・係長といった中間管理職を対象とした半年間(合計12回)のオンライン研修プログラムです。
毎回マネジメントに関してライクブルーが独自に整理・体系化したテーマをもとに知識を学び、自社へ持ち帰って実践し、その経験を次回の研修で振り返る。この「知る・考える・動く」のサイクルを繰り返しながら、管理職として必要な考え方や行動を身につけていきます。
多くの現場で中間管理職が学べていない要因は、個人の意欲ではなく、中小企業における学習投資の不足という「環境」にあります。 中間管理職をはじめ、誰もが学び続けられる機会を組織としてつくりたい。そんな想いから、この研修はスタートしました。
2.広がる共感と安心

当日は、研修を通しての学びや成長、組織の課題をそれぞれがまとめ、1人約10分で発表。その後フィードバックを重ねました。
オンライン上では毎回顔を合わせてきたものの、実際に会うのはこの日が初めて。
最初のうちは、互いに様子を探るような少し硬い空気が流れていました。
しかし、一人目、二人目と発表が進むにつれ、その空気は少しずつ変化していきます。
語られるのは、立場や業界は違えど、現場で孤軍奮闘する中間管理職ならではの泥臭い悩みや葛藤。
「自分と同じ悩みを抱えている仲間がいる」
その気づきが、会場に「安心感」と「安堵感」を広げていきました。
業種や組織が異なるからこそ、一つの課題に対して多角的なフィードバックや意見が交わされ、発表は深まっていきます。
3.「マネジメントとは、指揮者である」
今回の発表にあたり、ライクブルーからは全参加者へ「あなたにとってマネジメントとは何か?」というメッセージを盛り込むよう
問いかけていました。
中でも参加者の心を動かしたのが、
「マネジメントとは、指揮者である。」というある発表者の言葉です。

マネージャーは、自分が成果を出すことではなく、
一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整え、組織全体として最高の演奏を届けること。
この考え方は、その後の発表にも影響を与えました。
続く発表者も「マネジメントとは、まさに指揮者である」と自身の言葉で受け止め、
「自分が何かをするのではなく、環境を整えることで成果を生み出せる組織をつくることが管理職の役割」と腹落ちした様子で語っていました。
一人の学びが次の人へ伝わり、さらに新しい気づきへと広がっていく。
その瞬間は、まさに「対話による学び」が形になった場面でした。
4.学びは、現場での行動へと変わり始めている
発表では、半年間の学びを現場で実践した成果も数多く共有されました。
①部下の主体性を引き出すフィードバック

ある参加者は、これまで部下へのフィードバックでは改善点ばかりを指摘していました。
しかし研修を通じて、まず部下自身に振り返りをしてもらい、その内容をもとに「良かった点」「改善点」「不足している視点」を
一緒に整理する方法へ変更。
その結果、部下自身が課題を理解し、主体的に考える姿勢が育ち始めたといいます。
②「報告=安全確認」の意識共有

また別の参加者は、報告が遅れた部下を叱責することが当たり前になっていました。
しかし「報告は評価されるためのものではなく、安全を確認し、問題を早く解決するためのもの」という考え方を職場で明文化。
ミスを隠そうとする心理が減り、早い段階で相談や報告が上がる組織づくりへとつながっているそうです。
③「親鳥のように見守る勇気」を持つ

失敗するリスクも受け入れながら、ときには一から伴走し、最後は本人が自ら乗り越えられるよう見守る。その姿勢を
「親鳥のように見守る勇気」と表現し、「部下の成長を信じてコミュニケーションを取り続けたい」と語る参加者もいました。
行動が変わり、現場が変わり始めていることを嬉々として語る姿が印象的でした。
5.参加者の声
研修を終えた参加者からリアルな本音が寄せられました。
- 共有と共感が大きな励みに
「社内ではなかなかマネジメントの悩みを打ち明ける機会がありません。同じ悩みを持つ仲間がいると知り、共感し合えたことが、明日からの大きな励みになりました」 - 義務感から、自発的に向き合うように
「正直、最初は会社からの指示で義務的に参加していました。しかし回を重ねる中で、部下との接し方など管理職としての自分の甘さに気づかされたんです。『今のままでは誰も付いてこない』と危機感を持ち、そこから真剣に向き合うようになりました」 - 経営層にも受講してほしい!
「管理職だけでなく、組織全体で考え方を変えていく必要があります。だからこそ、社長など経営トップの方々にもこのプログラムを受けていただき、組織の上から改善してほしいと思った」
6. おわりに
今回の発表会で生まれた安心感や一体感は、一日でつくられたものではありません。
半年間のオンライン研修で対話を重ね、互いを理解し続けてきたからこそ、
初めて対面で会ったその日にも自然と本音を語り合える場が生まれました。
現在は次回受講生によるBMP第2クールも進行中です。
これからも、一人ひとりの成長が企業の未来につながるよう、場づくりを大切にしながら取り組んでまいります。



